帝国海軍は戦略を立て、それに乗っ取った艦船を考え建造してきた。
海上自衛隊には独自の構想は無いように見える。アメリカで構想された艦を数年遅れで導入する。これが方針にしか見えない。あ、ステルス化は世界と比べても随分遅れた。これが独自方針だとしたら、情けない。
日本も下記LCSのような構想があってもいいはずだ。
('09/07/16 17:24)
確かに、7/11から公試を行なっている「インディペンデンス」には大きな期待がかかっているとおもう。さもなければ、たった2,800トンの艦に栄えある「インデペンデンス」の名称を与えるはずが無い。(僚艦には「フリーダム」の名称が与えられている)
このインデペンデンスは、沿海域戦闘艦(LCS, Littoral combat ship)のコンセプトの実証のために作られた。既に「フリーダム」が2008/11/08に就役している。こちらは、トリマランではなく、胴体は一つ。
なるほど「沿岸近くでの不審船追跡などの任務強化をねらって」いるように見えるが、この解釈は正解ではない。
単なる不審船対策なら、沿岸警備隊の任務だ。麻薬密輸対策なら沿岸警備隊のカッターの能力で十分だ。
では、なぜ、LCSを作ったのか?
LCSの沿岸とはアメリカの沿岸ではない。強力な海軍が無い敵国の沿岸なのだ。敵国の沿岸だと艦は損傷を受け易い。高価な艦船だと配備できる数が制限される。例えば、ある海域に2隻配備されたとしよう。その内1隻が損傷すれば、戦力は半減する。安い船を多数配備すれば、1隻が損傷しても艦隊の能力は維持できる。
LCSは小型なので、搭載できる武器に制約がある。例えば、フリーダムでは砲とミサイルを同時に搭載はできない。これを補うのがネットワーク技術だ。近くにある艦の装備を活用する。
なお、アメリカは現在の駆逐艦や巡洋艦に代わる艦も計画中で、駆逐艦については「ズムウォルト」が建造中で、巡洋艦についてはズムウォルトベースのCG(X)が2011年頃発注される見込みだ。
なお、iza!の記事では「最高速度は約80キロ」と書かれているが、艦船の速度はノットで表す。キロで書かれても速いのか、遅いのか、他の艦船と比較できない。
47ノット(87キロ)と書くべきだ。


by Tom
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